このたびBMW3シリーズセダン、318i Mスポーツ エディションシャドーを新車で購入しました。
しかし、今契約のハンコを押してから1週間。納車まであと2週間というところなのですが乗ってもいないのに後悔しています。
BMWを新車で購入して私が後悔しているのには主に5つの理由がありますが、どれもこれも私のリサーチ不足が原因です。そこで今回は私の経験を紹介するのでこの動画を見ているあなたは絶対に後悔しないようにしてください。
1:納期を優先するとカラーや内装・オプションを選べない
BMWやメルセデスをはじめとする輸入車は、ドイツなど本国である程度人気のある決まった仕様で大量生産された車が日本の各ディーラーに割り当てられます。
営業マンは今在庫がある車、もしくは「余っている」と言ってもいいかもしれない車を一生懸命売ろうとします。
在庫がある車であれば、1ヶ月程度で納車されます。ちなみにボディカラーはほとんどが白か黒です。白もメタリックではないアルピンホワイトが多いです。
もし、絶対に自分が決めたボディカラー、内装色、オプションが欲しいという場合、BMWはドイツ本国にオーダーできます。しかし、それをすると納期が半年以上はかかります。しかも、値引きが在庫車ほど期待できなくなります。
私が購入した車で同じ仕様のものがカーセンサーにあったのでキャプチャさせていただきました。
BMW 3シリーズ、318i、FR、Mスポーツエディションシャドーという特別使用車です。
ボディーカラーはアルピンホワイト
キドニーグリルがブラック
19インチのアルミホイール
内装色はブラックでシートはレザーとファブリックのコンビ
シフトレバーやエアコン回りはシルバーがメインです。
注文直後はウキウキしていたのですが、待ちきれずにカーセンサーを見ていたら・・・
ほぼ新車のようなたった6000kmしか走ってない車が500万円で売られていました。しかも318iより価格の高いXDriveという四駆のディーゼルです。ボディーカラーは私の理想の赤。
シートにはブランのレザーが使用され、ドアのデザイン含めこちらのほうが好みです。
ホイールは18インチで、こちらのほうが1インチ小さく乗り心地もよいので好みです。しかもデザインもこちらの方が個人的に好きです。
こちらの画像は普通の3シリーズではなく、M340iなのですがシフトレバー周りにウッド調になっていてます。ウッド調については勝手な思い込みで3シリーズはついていなくて5シリーズについていると思っていたのですが、オプションで「ハイラインパッケージ」というものをつけることで設定できるようです。
正直、ディーラーによっては新車で購入するよりも認定中古で探すほうが自分の好きなボディカラーや内装・オプションを付けられる可能性もあります。
もしあなたがこれからBMWに初めて乗りたいという場合、必ず新車も認定中古も両方確認することをおすすめします。
2:認定中古車なら200万円オフ。
例えば私が今回購入した車と全く同じ仕様でたった3000kmだけ走った車が総額517万円で売られていました。
ちなみにBMW3シリーズ318i Mスポーツ エディションシャドーを新車で買うと770万円ほどです。そこから値引きが入って700万円ジャストぐらいになります。新車の値引きを考えてもたった3000キロの走行された半年落ちの車が新車よりも200万円安くなっています。
中古車がカーセンサー通りの価格で購入できることはめったになく、なんだかんだよくわからない諸費用がのっかって517万円が550万円になったとしてもやはり150万円落ちることになります。
私はこのことをディーラーの担当者に伝えたうえで、ガツンと値引きしてもらったり無駄な諸費用を削ってもらったりしたのですが、それでも認定中古のほうがおとくですし、好きな仕様を選びやすいです。
大幅値引きしてもらった手前、最終的にキャンセルはしませんでしたが、数日間キャンセルしようかしないか私は本当に悩んだので、この動画を見ているあなたにはぜひ「認定中古」という選択肢を覚えていただきたいです。
3:認定中古車なら新車と同価格でシリーズを1つアップできる。
もし、ディーラーから値引きの提案が渋かった場合は容赦なくそのディーラーを切り捨てて、認定中古へ行くべきだと私は思います。
たとえば3シリーズのFRがコミコミ700万円だったとすると、3シリーズではなく認定中古車で5シリーズが狙える価格になってきます。しかもこちらのキャプチャのものはたった5000kmしか走っていない車両です。面倒な慣らし運転を誰かがやってくれたので何も躊躇することなく購入後すぐに踏めるというメリットもありますね。
内装は圧倒的に3シリーズより5シリーズのほうがかっこいいので、オフィスの駐車場が狭くなければこちらを選びたいぐらいでした。
3シリーズと5シリーズのサイズを比較すると、全幅は妥協できるとしても全長5メートル6センチというのは、狭いオフィスでは周りの人に迷惑をかけてしまう大きさなのであきらめました。
また、5シリーズが大きすぎる場合4シリーズグランクーペもあります。賛否両論が激しいデザインですが、私はこのお下品な大きいキドニーグリルが大好きです。
サイズ感は3シリーズと4シリーズグランクーペであまり変わらず
FRの場合の最小回転半径が大きく違います。3シリーズは5.3mと小回りが利きやすいですが4シリーズグランクーペは5.7と小回りが効きにくいです。ちなみに4WDになるとどちらも最小回転半径5.7mになります。
この4シリーズグランクーペの認定中古の存在も自分が注文した車をキャンセルしたくなった要因の1つです。デザインは圧倒的に4シリグランクーペが好みで弱点は小回りが効かないことだけ。しかも4シリーズグランクーペは探せば3シリーズには無いシートベンチレーションがオプションが設定されているので、中古の個体を探すか、新車で注文すれば、小回り以外は3シリーズより圧倒的に自分の理想の車に近くなります。
注文した後にこのことに気づいて、自分のわがままを通すのか、自分が3シリーズを注文したのだから一度は3シリーズを乗るべきか悩みました。
悩みに悩んだうえで私はキャンセルしないという選択肢を取りましたが、この動画を見ているあなたには後悔してほしくないので、事前調査や様々な車種の試乗をおすすめします。
4:購入する仕様と同じ車に試乗できないことがある
復習になりますが、私が購入したのはBMW 3シリーズ、318i、FRのMスポーツエディションシャドーという特別使用車です。
ホイールが19インチの設定です。しかし私が試乗して乗り心地が気に入ったのは18インチのFRガソリン車の設定でした。試乗したディーラーに18インチの3シリーズしかなかったからです。18インチの3シリーズは一度目のマイナーチェンジで乗り心地が改良されたと噂されているだけあって想像以上によかったです。
一般論として、車はホイールのインチが上がると見た目がかっこよくなる代わりに、乗り心地が犠牲になります。BMWはランフラットタイヤを使っているのでもともと乗り心地は固めです。その乗り心地がさらに固くなると思うと、19インチではなく標準の18インチでかっこよいデザインのものをつけてくれればよかったのにと思います。
私は19インチの3シリーズに乗っていないので、もしこれで想像以上に乗り心地が悪く感じられたらどうしよう。18インチのものを買ったほうが良いのではないかと納車までずっと不安になっています。
5:アンビエントライトが思ったより貧相だった(3シリーズ)
BMW3シリーズには夜間にムードを盛り上げてくれるアンビエントライトがついていますが、メルセデスに比べるとだいぶ貧相です。走りはBMWが好きですが、内装・とくにアンビエントライトの使い方はメルセデスのほうが私は好みです。
ちなみに3シリーズは夜じゃないとアンビエントライトが光るのを確認できませんが、ライバルとしてよく比較されるメルセデスCクラスは昼に試乗しても光っているのが確認できて素敵でした。
加えて契約後に夜にディーラーに行って確認したのですが、3シリーズG20のアンビエントライトは紫が選べませんでした。個人的にアンビエントライトと言えば紫なのでこの点も悲しかったです。コーディングすれば紫を呼びだせるようなのですが、それこそBMWの保証が効かなくなるので何のために新車を買ったのかわからなくなります。
https://bmwf30.net/wp-content/uploads/2021/08/5.jpg.webp
ただ、私が試乗したディーラー車に紫がなかっただけで、BMW の車種、レンタカー事情さんのブログを見ると設定されているのかもしれません。これは納車されるまでわからないので非常にもやもやしています。
まとめと今後どうするか?
今回のまとめです。
BMWを新車で買って後悔した理由として、
- 新車なのに好きなカラーや内装・オプションを選べなかった
- 新車より100~200万円安いほぼ新車の認定中古車に自分の好きなカラーやオプション装着車があった
- 購入する仕様の車で試乗できなかった
- 認定中古車なら新車価格で上の車格を買えた
- アンビエントライトが思ってたよりすごくなかった
これら5点がありました。どれもこれも私のリサーチ不足が原因なので甘んじて受け入れようと思います。キャンセルしてディーラーの担当に迷惑かけるのはやはり申し訳ないかなと思っています。
さて、これからどうしていこうか考えているのですが、3シリーズのFRを堪能したいという思いはあるので、車選びに多少後悔はあるものの半年から1年乗ろうと思います。
その上でボディーカラーを変えたいと思ったらフルラッピング、内装をグレードアップしたいと思ったら革の張替えをしようと思っています。
もしかしたら、パワー不足が気になってPHEVが欲しいと言い出すかもしれないし、乗り心地が固すぎるからメルセデスにするというかもしれないし、新型スカイラインや新型ISが発表されて日本車に戻るかもしれません。
とにかくこの動画を見たあなたは、BMW購入の際は新車だけなく認定中古車を価格だけでなく、グレード・オプションの有無までチェックすることをおすすめします!
それでは良いカーライフを!
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